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えにっき

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祈りが残る



あなたに抱いたこの気持ちに。
あなたを形作るすべてに。

名前など求めていたから、こうなった。

わたしはただ、あなたが大事なだけだったと。

それにもっと早く気づけていたら―――いいえ。気づけていなくても。

わたしはあなたがいて、とても幸せだったわ。



親の心子知らず。まあ親子じゃないけど。主従も違うけど。
藍はたくさん愛してたくさん憎んだ人。割とどうあがいても不憫。大体周囲が腐っている所為。
でもちゃんと幸せでしたよ。鈴が生きてさえいてくれたなら。

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物語に関係ない方のヒロイン


 失くしたもの、欠けたもの。それはきっと、わたしにもあるのだろう。
 けれど目に見えなくて。
 確かなことはそれが空しいことだけ。





 むなしいと思った。埋めようと思った。
 まだ今日も埋まらない。
 きっとずっと埋まらない。

 たぶん、それでもよいのだろう。




 見た目安定しないのその2.本城祐絵。自分探し20年目系無気力。
 色々と足りない人。でも埋めようともがいた人。それでも良いといわれたからまあいいかと思っている人。
 本筋に全然関係ない方のヒロイン。でも導入部担当その2.
 ヒロインだけど最初からくっついているので特に進展しようもない。拓登と一緒にいる理由は割と似た者同士で相性いいから。
 警軍にいた理由は「とりあえず人助けっぽい」のと「死にかけたら何か見えるかもしれないから」結果はまあ見えたっちゃあ見えたわけですね。
 とりあえず人助けっぽいことしたいのは母親がアカン人というか。証拠ないけどガッツリ犯罪者。それをちゃんと覚えているわけではないけれども。ああはなりたくないなあと思っているから。普通に生きていくにもなにかと足りないっちゃあ足りないけど最初から足りなかったので変な方向に安定しちゃってる。変な人だけどいい人。




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なお野生の化け物のレシピ

今でもよく覚えている。町中に侵入した魔物は。
 執拗に子供を―――柔らかい肉を追いかけて。
 走って逃げて。でも後ろにいるものから消えていく。
 手をひいていたはずの友人がいない。
 けれど俺は。死ぬはずだった俺は。
 がむしゃらに唱えた即席の呪文が、俺の手を巻き込んで爆発して。

 気づいたのは病院。確かに消し飛んだはずの手はくっついて。
 ―――けれど握っていたはずの手は、冷たくなったと知らされて。

 それでも無事でよかったと泣く両親に、たまらなくなって逃げ出して……

 泣きながら誓った。
 俺は魔物というものを許さない。
 今でもそれだけ、覚えてる。

 今でもよく覚えている。町中に、侵入できるはずのない魔物が侵入した日。
 町はひどい有様で。妹の手を必死に引いて。
 泣きながら走る妹に、何度も大丈夫と気休めを言って―――実際に、私達は大丈夫だったけれども。
 ―――避難所に、いてもいいはずの妹分がいない。妹の親友がいない。

 凍り付くようなあの時の感覚を、今もよく覚えている。
 その子の亡骸を抱きしめて泣きわめく人たちも。
 その後食べることも寝ることもできなくなって、泣きながら衰弱していく妹の姿も。

 すべて、よく覚えている。
 目の前が赤く、真っ赤に。血みたいに。
 怒りとか憎しみとかで、染まっていくその感覚を。
 今も、忘れることなどない。





 忘れないし、終われない。
 どこまでは走っても、血を流しても。

 ―――なぜだろう。後悔は。いつまでも増えていく。




 須藤さんちのお父さんと神宮さんちのお母さん。別名化け物二人組。好みのタイプは子犬系。そして未来の親ばか二人。子供の頃起こった災害というか魔物害に人生歪んだ二人。彼らの時代の警軍たぶんそういうの多い。すごく強く、引き際見失いまくりの人々。
 この頃から町中に入られた時人が足りないということで少人数で動く部隊を増やしたり。退治屋増強させたりしています。
 なお神宮さんちのお母さんは存命なら今の娘鼻歌混じりであしらう。成冶に至っては論外。鈴が多少近づける程度。拓登は素手なら勝つ目がある。お互い武器有だと負ける。須堂さんとはどうだろう。全盛期は相性的に無理かもしれない。距離とってでかいかます系と近づいて刺すのだから。拓登どうにか逃げまくって疲れさせれたら勝てるだろうけど。
 

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欠けた人。埋めるものもたくさんあった人。だから身動きできない人。


 うしなったもの。とりこぼしたもの。
 気づけばそれは足元を埋めて。もう歩けないと思った。
 そう思ってた。




 けれど、本当は違ったのだとふと気づく。
 埋まったいくつもの屍を超えて。無神経に歩ける自分が嫌だった。
 大切だったのに。今も大切だというのに。
 それを踏まずに歩いていける方法を、俺はまだ見つけることができない。





 髪型と顔が驚きの安定しない。画力的な意味で。そんな螺旋主人公。主人公なんだよ。
 色々失って取りこぼしてがらんじめの人。でも本当は無視して歩ける人。無視して歩いてきたことを父が死んだことで突きつけられて。弟が後追い心配するくらいに折れたのが螺旋のスタート。顔父似。性格母似。正確にいえば父の愛情を素直に受け止められた母似。
 剣を振るのが好きでした。それを極めるためにならどこまでもいけると思っていました。でも振って振るって守りたかったのってなんだっけっていう。
 実は色々と欠けている人。善意の人だけどどこかおかしい。世話焼きだけどなにかがずれてる。かけてるけどそれを埋める人やモノをたくさん持っている人です。そしたたくさん亡くした人です。その結果地に足ついてない。
 彼がふっきれて地に足付けるかそれともいっそ天にでも登っちゃうかはっきりするのが螺旋の日々です。彼が新たに得ることはないんじゃないっすかね。ほしいものはもうちゃんと持っていることですし。生きているものは。
 亡くしたものも消えたわけではないと割り切れた時彼と舞華はだいぶ幸せになれます。認められるのは晩年だろうけれども。

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歩く死亡フラグ。正確には遠回りな自殺フラグ


 失くしたものは唯一の人だった。唯一の人だ。
 たった一つの、宝物。その人だけいれば、幸せだったもの。
 




 それでも彼女のくれた自由は、容赦なく指し示す。
 あの場所は不幸だったと。私は哀れだったのと。
 ならば私は幸せになろう。
 あなたの願いを、最後のつながりを。あなたのしたことを。
 否定など、できるはずがないから。



 とかいいつつ早く迎えが来ないかなと思ってる歩く死亡フラグ。須堂鈴。サ行多い。精神年齢18歳。対人スキル八歳児。でもあの状況にしては頑張って全うじゃないかな。
 次の長い話を書けたらちゃんと書くけど彼女は「人かどうかが微妙なライン時代が古ければ確実に化け物。舞華はハイスペックなのとハイスペックなのがくっついてたまたま生まれた天才。彼女は何年も何年も屍と恨みを積み上げて生まれた約束された天才。作り上げられた天才。だがしかし肝心の作った一族はその目的を紛失してたという。本末転倒一族。でも当初の目的を覚えてたら国家転覆の生贄になってました。そして災害起こした後に討伐されて無駄死。つまり一族が別方面に腐ってて助かりました。
 色々とかわいそうだし色々とひとがましくないけれども。なにしろ色々と重なって随分と真っ直ぐにそだってしまいました。赤子系に。色々と生きにくいというレベルではない。家事スペックは高いけれども。
 悪いものを呼び込むのは被害妄想ではなく体質。それでも幸せを目指す人。目指してはいるんだよ迎えに来てもらう以外の幸せを見いだせていないだけで。
 多分物語のヒロインは彼女です。主人公とくっつかないタイプのヒロインです。主人公弟ともくっつきませんが。何も持っていない子が何かを得るか死ぬという意味でヒロインですよ。

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