「竜臣。君いっつも顔色が紙だよね。バカバカ酒ばっかり飲んでいるからじゃない。二日酔いっていうか毎日酔ってるみたいな」
「毎日はのんでねーし。顔色悪いのお前のせいだし。他人を心配するときはその心っ底楽しそうに緩んだ面をしまえ畜生」
「え、君の気持ちを和ませようと思って☆」
「しなをつくるな気色わりぃ! 誰の、誰のせいで今俺が死ぬほど忙しいと!?」
「いや。しいて言うなら希羅のせいじゃない?」
「あああの馬鹿のせいだよ! お前が! 十分な情報をよこさず! どう考えても故意に暴れさせたあの馬鹿のせいだ!!」
「あはははは」
「笑うなぁ!」
「どっちかっていうと善意なんだけどなぁ。だって君。君だってああいうのは殴りたいでしょ」
「…いや、そんな、面倒なことは。しない」
「だろうねー。だからそんな面倒なことを気にできない希羅をつけてあげたのに。
…しかし途端に目が泳ぐあたり、君も希羅もホント人がいいね」
「………それですっげえいい笑顔を浮かべるあたり。お前の性根は本当根からどうかしているよ」
「あはは。知ってる」
「…なおせよ。なら」
「ははは。無理」
「…本当に、腹立つわ。お前の笑顔…」
利害が一致しているだけ。竜臣と遥霞。
お互い友達とは思っていない。部下と上司と口に出しているけど気もちは「共犯」くらい。竜臣が人の上に立つのアレルギーだからああなっている。
そして竜臣のメンタルは主に「死んだ兄が報われるように」と6割くらい兄で占められていてなかなか鬱陶しいのでその面倒なのを気にせず脇において重宝がるのはあの三人の中では遥霞だけだろうな。 死んだ母が守ろうとしていただろうものを守るために人生泥川に投げ捨てた人だから。
主にもっぱら死人ばかり見ているメンタルがあれな人達。

PR