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目をつぶす


 ―――一目見た時に、あるいはあの声を聞いた時に、決めた。
 ああこの女が、ずっと探していたものだと。
 命を懸けれると思えるもの。生涯を投げうちたいと思えるもの。
 そうして、命の終わりを見たいと思ったもの。
 あの綺麗な笑顔が、甘い声が。絶えるいつかに恋をした。
 終わりがいつかは知れなくて、それが来る前に飽きたとしても。
 それでもそれまでは、忠実な犬のマネでもしてみようか。

 ―――一目見た時に、あるいは笑う顔を初めて見た瞬間、決めた。
 この人がどうなろうと、傍にいたいと。
 どうしよもなくなっても傍にいたくて。憎んだはずでも諦められなくて。
 あの手を離さずにいられるなら、命も倫理も、なにもかもがどうでもよい。
 表情も言葉も、全部虚勢の幼馴染が、消えるいつかが嫌だった。
 終わりがいつかは知れなくて、それがすぐそこだとしても。
 それでもそれまでは、傍にいれたらどうでもよい。



 弱いのこの手に、できることはない。
 それでも嘘を、あの人のために。

 あの人の傍にいるためだけに、いつだって囁いてる。



 玲人と智華。非武装(黄昏比)ヤンデレ組。
 別に道なんて踏み外さなくとも生きていけるし、何なら今からでもある程度なら明るいところに戻れなくもない人達。そしてそれに欠片も興味がない人達。

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血を呪う

―――物心ついた頃には、ぼんやりと絶望していた。
 誰かを陥れることだけを常に考える血族。常に向けられる熱病じみた期待に、冷たい嫉妬。
 そんなもの達のすべてが嫌で、嫌で、軽蔑して。逃げることだけ考えていたのに、僕は。
 そのすべてが崩れた日、なぜだか泣けて仕方なかった。

 ―――物心ついた頃には、守られていることを知っていた。
 周囲の血族が、何か隠し、何かに怯え、それでも確かに、子供達を守ろうとしていたことを。
 そんなことを知っていて、なんだかひどく歯がゆくて。それでも呑気に幸せで。
 そのすべてが崩れた日、涙の一つもこぼれなかった。



 この身は元より、救われぬ身分。
 知った今は、ただ希う。

 どうか命の終わりに、この呪いを持って行けるようにと。


 
 本人特になにもしてないけど生まれた時から積んでた組。紅也と希羅。
 ありとあらゆるものが色々と違うけど血脈は自分で終わりにしようと思っている人達。ファンタジー的な意味で。けど二人ともうっかりと家族作りそうでもあるなあ。家族への執着が強いから。紅也に至っては好きな子いるし。

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過去を偲ぶ


 ―――死者にはなにも届かない。
 後悔も、願いも、恨み言も。何一つ。
 死者にはなにもできない。何一つ。
 形見の一つも残さぬまま、灰になった私の家族。
 彼らの残したモノがあるとしたら、この身一つだと気付いたときの気持ちをどう呼ぼう。
 未だによくわからないその思いを、愛と錯覚しているうちは。
 私は少し、幸せになる。

 ―――死者には何も届かない。
 祈りも、後悔も、謝罪も。なにもかもが。
 死者にできることなどない。何一つ。
 未練の欠片も見せぬまま、腕の中でこと切れた人。
 あの稀で愚かな人が、最後に残したものが、この命だと思ったときの気持ちをどう呼ぼう。
 呪いとしか思えないそれを、悔やんでいる間は。
 俺は生きなければと、ただそれだけ思う。





 その感傷が、痛みが、生きるための道標で。
 死人にとらわれる己も、似たようなものだと思っていても。

 それ以外の生き方は、きっとずっと見つからない。



 死に場所探して三千理な人達。紫音と竜臣。
 まあ紫音はまだだいぶ前向きですが。竜臣もある意味前向きですが。
 大事だと気付いたのはすべて亡くした後でした組。飲み友組でもある。

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あなたを思う


 ―――姉が自分と距離を取り始めた日のことは、良く覚えてはいない。
 ただ、かけがえのないあの半身が、例えどこにいこうと。
 例えどこに沈んでいこうとも、僕は。
 一緒に行こうと、決めている。

 ―――兄と自分の差異をはっきりと意識したタイミングは、良く覚えていない。
 ただ、その違いがぼんやりと怖くて。本当に怖いのは違うものだと気付いた今も。
 例えあの兄が、どんな場所にいってしまおうと。
 おいてかないでと、言いたくなる。






 けれど、今更。
 何を言おうと、思おうと。
 あなたが立ち止まらぬことを、とうの昔に知っている。
 


 シスコン・ブラコンこじらせ放題組。雅輝と明乃。
 そんな予定はないけれどこの二人付き合ったら死ぬほど相性いいな。色々と同じ穴のなんとやらだから。

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死を思う


 ―――幾人躍らせ、焚き付け、蹴落として。
 そうまでしてほしかったものを、僕はもう良く覚えていない。

 ―――幾人躍らせ、煽り、突き落として。
 そうまでして壊したかったものを、私は良く覚えていない。





 ただ、ただ。
 何も覚えていなくとも。

 いつか来る終わりは、恋しく待ってる。



雅夜とアルス。導入担当眼鏡さん。
その場のノリと遠い日の欲望で動いている歩く迷惑組。

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