―――姉が自分と距離を取り始めた日のことは、良く覚えてはいない。
ただ、かけがえのないあの半身が、例えどこにいこうと。
例えどこに沈んでいこうとも、僕は。
一緒に行こうと、決めている。
―――兄と自分の差異をはっきりと意識したタイミングは、良く覚えていない。
ただ、その違いがぼんやりと怖くて。本当に怖いのは違うものだと気付いた今も。
例えあの兄が、どんな場所にいってしまおうと。
おいてかないでと、言いたくなる。
けれど、今更。
何を言おうと、思おうと。
あなたが立ち止まらぬことを、とうの昔に知っている。
シスコン・ブラコンこじらせ放題組。雅輝と明乃。
そんな予定はないけれどこの二人付き合ったら死ぬほど相性いいな。色々と同じ穴のなんとやらだから。

PR