昔、花を贈った。
嬉しそうに笑ってくれたことを覚えている。
その花さえも、あなたが世話をしたものだったけれども。
「…なあ」
私に隠れてしていることが、あまり褒められたことじゃない、って知っていたよ。
優しいだけのひとじゃないって、知っていたよ。
それでも私のためにしてくれたことがたくさんあることを、なによりも。だから。
「…ずっと」
一緒にいたかった。
広い世界よりなにより、あなたがいれば、それで。
「…だから、一緒にいてくれなかった?」
甘ったれた私と、共には。
あって、くれなかった?
それとも。
「……藍も、辛かった……?」
あなたを苦しめるものと、共に闘うことを選んでいれば。
あなたは一人死ななくてもすんだのか。
なあ、藍。
どうすれば、どうしたら。
藍がくれたものばかりで、できたことが浮かばないんだ。
だらだら続いてた揺籃歌も終わったことだし。らくがき。
たぶんそこにいますよ、見えないけれども。

PR