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いつもその手は届かない

良い子にしてたら帰ってくるから。
 そういわれていたらしい。

 いつしかそれはなくなって、ただ母と父は言ったという。
 元気でいたら、それでよいから。




そんなものを、私はもう覚えてはいない。
ただ、おぼろげに。

あたたかい手と、愛おしげな眼差しだけを覚えている。



両親を慕っているのか置いてかれたのを恨んでいるのか実は半々くらいの舞華さん。
なんにしろもう顔も声も思い出せはしない。
忘れないようにしているだけで。

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眠る前

大丈夫よとその人は言う。

 もう怖いことはないからね。
 大丈夫だからね、鈴。

 優しい腕。いつでも抜け出せる強さ。
 優しい匂い。石鹸と、この人の作る料理でできた。
 
 暖かい体温。生きている温度。
 母親というものを描いてみたら、きっとこの人ととても似ている。けれど。



 けれど、今日も。思い出すのは。

 優しい腕。強く、まるですがるみたいな。
 優しい匂い。でも、少し血の香りが混じる。

 熱い体温。生きている温度。でもどんどんと凍えていくからだ。
 燃えつきるように消えた。私のたった一人の人。

 藍としか呼べなかった人。
 母と呼べなかった彼女。
 呼ぶと悲しげにした彼女。

 いつか迎えに来てくれる人をそっと描いて、ぼんやりと瞼を閉じる。

 背中に添えられた手のあたたかさに、一言も返せないというのに。
 宥めるように繰り返される大丈夫に、じわりと涙がにじんだ。



拾われた直後の鈴と養母さん。寝る前に震えること抱きしめる人。
鈴の性格はしいて言えば生母が一番近いっちゃあ近いけど盲目的にたった一人しか映せないのはまるで生父譲り。まあ。環境で形作られたものかもしれませんけどね。

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寝起きのお話。



「おはよう」
「オハヨウゴザイマス。…奥さん。上は」
「脱げた」
「脱がないで」
「うろたえるあんたが見えるから、まあいいかなと思って」
「うんそういう人だね貴女は!」


イチャイチャ夫妻。愉快犯とへたれともいう。

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紫の瞳コンビ


紫の瞳は独占の象徴
 



紫と紫っぽい瞳な主従件親友。
当てはまらないこともない。
まあ彼女たちが独占したいものってろくなもんじゃないだろうな。過去は自分だけのもんとかそういうのだろうな。
あの話紫目もう一人いるけど独占欲がうっすいしな。ヤキモチはやくけどどうせどうせ一人のもんになんてならないもんってすねる方向にいくからな。

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黒色と青色





「君はよくりおを膝においてるけどなんていうかこう…
 そういう仲なんですか」
「そういう仲じゃないし。仲になる予定もないな…」
「ほう」
「やめろはやまるなすぐに刀を抜くな首筋とんとんすんな」
「そういうつもりもないのにあのちょっと抜けてる娘にべたべたべたべたと…不誠実な…」
「紅也。肩ならいいってもんじゃない。ともかくたたくのやめろ」
「君が悪いんだろうが」
「…言っておくけどこいこい言ってるんじゃないからな。甘い匂いがするとかいってくっついてくるだけだからな」
「それはそれでどうなんだ。あの子がそれが普通だと思ったらどうする。ちゃんと教えなさい」
「教えたが聞かないし…こう、犬とか飼ったらあんな感じかな、と思ってつい」
「楽しんでるじゃないか」
「明乃の小さい頃も思い出してなあ…」
「じじむさい顔するなよ」
「…成人男子的な意味で喜んでたらお前俺を殺すじゃないか」
「あんな頼りない子がこんな変なのにひかっかっちまったら一大事だからな」



武行とりお。おまけコントは武行(飼い主)と紅也(保護者)
黒色の瞳は孤独の象徴らしいですよ。
青色の瞳は博愛の象徴らしいですよ。
割とそういう二人かもねぇとやってみた。
彼は本当に本気で犬とか猫とかをかわいがる気持ちで接してる。彼女も飼い主に接する気持ちで愛してる。餌をもらうために懐いてる。


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